パワースポット、筆遊びで有名な雁田薬師浄光寺。護摩法要、厄除け祈願、がん封じ、息災延命の祈願寺。癒しの里霊園。

般若心経奉読会(2011,4,3)

被災から約2週間後、知り合いの方からこんな連絡が。「私たちは何もできないが心をひとつに般若心経をお唱えしたい、ぜひ浄光寺でそういった機会をもうけて頂けませんか」。遠く離れた小布施から被災地へ祈りを奉げる、それは被災された方々がこれから復興に向けて一歩ずつ歩む事への祈願として。 

ホームページをはじめ、ブログ、ミクシー、ツイッター、フェイスブック、全てのITツールと人脈を使い10日という短い準備期間の中、人が人を呼び生後8カ月の赤ちゃんから遠方は滋賀県から総勢60名を超す皆様が浄光寺薬師堂へお集まり頂きました。下記にその様子をご報告致します。

そして明りがない薬師堂内で、太陽が射す。その光だけで読本を唱る。ここでもまた、我々が通常持っている「普通感覚」を戒めた。ご住職様の「笑顔溢れる」法話をお聞きした後に、護摩法要が始まる。

焚かれた護摩の「唯一の暖」がどれほどうれしかったことか。全員で「般若心経」を唱える。私の経験上こういったものは少々、「緊張気味になるもので最初は声が出ないもの」だが、「違う」被災地復興を祈願とする、護摩法要と般若心経奉読会の中に存在しているので、願った事はみんな同じく、「被災地の一日でも早い復興を」「早く日本が通常通りになるように」。

法要の後に行われた、昼食&交流会。林副住職様は言った。「今日このメンバーで、「何か」やろう!と言ったら「何かが」出来るかも知れない。しかし、「重要」なのは、先ず、家族・友人に「笑顔で接する」と言うこと」「自分が笑顔でいつづける事」この会で私は自然に笑顔が出た、笑顔の人がいたからだ。今回でまた、笑顔の輪が広がった。この輪が更に広がり続ける事に期待を寄せております。

日本笑顔プロジェクト 文章:鷲森秀樹 写真:チャンリュウ