「お坊さんは偉いと勘違いされている。 ...
「お坊さんは偉いと勘違いされている。 偉いお坊さんになるより、必要とされるお坊さんになれ」。 映寿和尚が大学時代、恩師に言われた言葉だそうです。 参拝客も少なかった浄光寺に、とにかく人が集まるようにしました。 毎月の護摩法要は昔より行ってますが、 東屋をつくり、筆遊び教室を開き、ピザを焼く石釜をつくり、ツリーハウスをつくり、 人が集まり、人と人で学びあう場を提供しています。 ・・・とにかく汗をかくお坊さんです。 だんだんと子供も大人も集まるようになってきました。 そして平成25年春から、子供から大人まで楽しめる 「スラックライン」というニュースポーツをお寺の境内地に設置。 綱渡りとトランポリンが一緒になったようなもので 立つだけでも大変です。それがなれるとすっと立てるようになります。 こうなると体の軸がしっかりしてきます。 すると飛んだりはねたり色んな技にもチャレンジできます。 早朝から、チャレンジする子供たちもいれば、 夕方、学校から帰ってきて練習する子もいます。 昭和のころのように、たくさん子供が走り回っています。 何度も何度も失敗して、それでも挑戦し続けるその姿は勇気をもらえます。 出来なかった事ができた時の顔は、何とも言えない喜びが伝わってきます。 子供たちの目がキラキラしているんです。 映寿和尚が大事にしているのは 挑戦し続けることと、 思いどおりにならない悔しさ。 「出来ない事の悔しさは出来た時の喜びを倍増させます。 その繰り返しで人は想像以上の成長を成し遂げます。 更に子供はそのスピードが早く、 毎日毎日成長して無限の可能性を感じています」。だそうです。 悩むよりチャレンジ!悔しいことの先に喜びの笑顔が待っている! 大人も負けてられませんね。 ※写真はスラックライン場に掲げている書です 映寿和尚が主宰する 小布施スラックライン はこちら