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小布施には「雁田山」という小高くなだらかな山が横たわっています。太古、人は水が出ると理由からこの山裾に暮らし始めたといわれています。その水は水道施設以前、町場の人々を客に飲料水として売られていました。浄光寺の御霊泉は、雁田山山麓湧水群のひとつで、崖錐(がいすい)末端に湧く「沢清水」に分類されます。水温は11℃〜12℃で年間通しかわりません。雨が降ると白濁することから別名が「白清水」と言われております。これはケイ酸が溶け込むためで、無害であるばかりか味にまろみをだし、お茶などにはかえって美味になると言われております。

古くから人に知られ、どんな日照りにもかれたことのない霊泉でしたが、昭和51年の本堂改修で3日間だけ止まったことがります。その時に住職が真言密教に伝わる「出水の秘法」によって復活させました。
かつて小布施には「水売り」という商売もありました。浄光寺の霊泉も近所の家の2代前の当主が、自分の職業として町場を売り歩いていたそうです。それというのも、小布施を流れる松川は弱酸性の川で魚もすめません。飲める水といえば、雁田山の麓の湧水だけっだたからです。現在では、全国からお水くみのお客様が絶えません。

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